2007年8月29日水曜日

御嶽北部


4月にチャオからスキーで登った継子岳は、木曽御嶽の南北に長い山頂部分の北端に位置する。夏のようすも見てみようとチャオのゴンドラから楽に登るつもりで調べてみたら、今年から夏のゴンドラ営業はしていないらしい。となると、御岳ロープウェイが次の候補だが、もうお盆過ぎともなると朝8時からの営業とのこと。朝の時間がもったいないので、昔ながらの黒沢口六合目駐車場でテント泊して、早朝から登った。図は剣が峰から山頂部を北上して摩利支天岳の肩から北を見たところ。小屋のあるところが「飛騨頂上」で、その左奥のなだらかなピークが継子岳だ。その向こうには乗鞍、穂高。遠く立山・剱まで見えた。このあと継子岳をぐるっと回って、黒沢口八合目にトラバースして戻ったが、かなりキツかった。沢登りに来ていた山gorogoroさんに久しぶりに会えてうれしかった。

2007年8月25日土曜日

イカと泳ぐ


越前海岸でのスノーケリングのひとこま。イカは好奇心と警戒心のバランスがちょうどよくて、一緒に泳いでいて楽しい。警戒しながらも、ほどほどの距離のところにいてくれる。動きも面白い。大きな目の奥にはなかなかの知性がひそんでいるように思われる。日本海は黒潮に洗われる太平洋岸に比べると色彩がたいへん地味だった。黒潮常連のカゴカキダイやソラスズメダイなんかがいないのが、そう感じさせるのか。しかし、あちこちにウミウシがいて楽しい。タツノオトシゴも見かけた。

ノスタルジック2



物置でさがし物をしていたら思わぬ物がでてきた。昔、父にもらったアザラシ皮のシールだ。現代の「シール」はふつう貼り付け式だが、これは「取り付け式」になっていてサイドの2カ所とテール部分をベルトで締めるようになっている。うっすらとした記憶では、その更に前の時代にはネバネバのグリスのようなもの(ピッチ?)で貼り付けていたように思うので、父が改造したのかもしれない。手持ちの板に合うかどうかためしてみたら、184cmのセントエライアスが幅といい長さといいぴったり。長い間手入れをしていないので、皮が相当ゴワゴワなのと、一カ所切れ目が入っているので、何とかメンテナンスしてこの冬はひとつ登り心地を試してみたい。何せ、アザラシのシール(ほんとは変な表現だが)は、登りに強く、滑りも良いという定評があるので。

2007年8月8日水曜日

モード学園の派手なビル


名古屋駅前の笹島交差点北東角にそびえつつあるスパイラルタワーです。最近開業したトヨタのビルは、もうこれ以上シンプルにならないぐらいシンプルな直方体ですが、これはたいへん凝ったラセン構造をしています。この、建築途中の様子が特にいいのかも知れません。ずっと未完成の方が美しいのかも。なぜか「バベルの塔」を連想してしまいました。

2007年8月4日土曜日

あざせぼら

 伊豆半島の「左肩」にあたる大瀬崎を少し土肥方面に上がったところにある喫茶店。去年は大瀬崎まで行ったものの、駐車場も浜もいっぱいだったので、この店にだけ寄って、戸田に転進した。今年は泳いでみたが、圧倒的多数のダイバー軍団に恐れ入った。スターウォーズの帝国の兵士を思い出させる。透明度が低く、浅瀬で遊んだ程度だったが、半島先端のびゃくしん(針葉樹の一種)の林が面白かった。あざせぼらの方は、あいかわらず手作り感あふれるのんびりした店だった。駐車場のところの装飾がかなり増えておもしろい雰囲気になっている。