妙高周辺では、三田原山や前山は何度も行っているが、いつも目にしながら登ろうと思わなかった妙高山に登ってみた。杉の原から三田原に登り、外輪山の中に滑り込んで対面を妙高山に駆け上がり、下りは滝沢尾根を経由して赤倉観光リゾートスキー場におりてくるプランだ。今年は、杉の原スキー場の一番上のリフトが営業停止で、三田原に登るにはふだんより400m余分に登らないといけない。例年だとこの季節には行列ができるぐらいスキーツアーの人がつめかけるが、今年はちょっとは空いているかなと思ったら、ガラガラ。三田原に登る間に2,3パーティーを見かけた程度だった。外輪山の北面は固めだがまずまず。写真の中央から少し右がわの白い斜面が山頂まで続いているところを登った。先週、平地では雨だったところが雪だったらしく、堅くしまったザラメの上に10cmぐらいの湿雪が乗っている。おかげで山は真っ白できれいだが、登る分には湿雪がずれてシール登高は不可。中腹からはアイゼンで直登した。
登り付いた山頂部は公園のようにのんびりした地形だ。写真ははるかに見下ろす前山。山頂部がチョンと尖っているのがかわいい。南には富士山がかすんで見え、北の海の向こうには佐渡の白い山も見える。くだりは登路を途中まで下ったが、予想通り湿雪の層を派手に落としながらの下りとなった。本日は後続組もおらず、人に迷惑をかけずに済んだ。中腹からは尾根にトラバースし、大谷ヒュッテをかすめて滝沢尾根に滑り込んだが、尾根は重いべとべと雪が延々と続いて、もう下りはいいよ、という感じだった。滝沢をわたる所まで、山頂から標高差1500m。たいへんダイナミックだが疲れるダウンヒルだった。
You are like the wind, blowing across the land and... passing on. ---The Magnificent Seven, 1960---
2008年3月18日火曜日
テレフェス2008


2008年3月11日火曜日
GPS version up

(後記:感度はいいのだが、ときどき電源が勝手に切れてしまう病は、先代から改善されず。先代では自転車につけて振動したときに切れる程度だったが、eTrex Hではザックに入れてスキーをしているだけで切れている時がある。電池ケースのフタの内側にクッション材を付けて電池が安定に保持されるようにすると治まったが、電極の構造がいいかげんなせいのようだ。こういうところは改良してほしい。)
てれまくり


ツアーいくつか
冬季営業中の位ヶ原山荘に敬意を表して仲間を募って一泊ツアーをした。初日は吹雪で、リフトの止まった鳥居尾根ゲレンデをシールで登り、鳥居尾根コースをたどった。ほどほどの間隔の大木の中を静かに進んでいく。途中からはラッセルが深くなったが、9人もいるので楽々。2時頃につららをぶら下げながら山荘到着。いつもは春スキーのバスの終点としか思っていなかったが、中に入ってみるとたいへん立派な建物だ。柱も太い。清潔な部屋とりっぱな食事は山小屋というより旅館レベル。翌日は快晴となり、風は冷たいが景色良し。摩利支天と富士見の間の広い尾根をまず一滑りする。乗鞍に登らないと、乗鞍がよく見えるのかと納得。北風から微妙に陰になっているせいか、尾根上なのにパウダーが楽しめた。まるでゲレンデ。登り返して隣の大沢をくだる。ビデオ撮影付きなので気合いが入る(YouTube1,YouTube2)。板はDiranを使ったが、高速パウダーはたいへん快適ながら、下部のパックスノーでの小技はちょっと効かせにくい感じで、何度も雪まみれになってしまった。研鑽を要す。
次いで、白馬乗鞍での「てれまくり」イベントに参加した翌日、栂池にタクシーで移動して「裏ヒヨ」を滑った。最近人気のエリアらしく、トラックがしっかりついていて、登りは楽々。北斜面では良い感じのパウダーが楽しめた。登り返した1598mピークあたりの稜線からは、後立山連峰と妙高、乙妻・高妻あたりがぐるりと見渡せた。最後はてれまくり会場を見下ろしながら尾根づたいにゲレンデに帰着。これも何一つ、いうことなしのツアーだった。このときは8611 Summitを使ったが、たわみやすい分、パウダーでやや足をとられる気がした。このところずっとツアーといえばSummitだったがDiranと併用すると違いが感じられてなかなかおもしろい。今後も比較して見たい。
次いで、白馬乗鞍での「てれまくり」イベントに参加した翌日、栂池にタクシーで移動して「裏ヒヨ」を滑った。最近人気のエリアらしく、トラックがしっかりついていて、登りは楽々。北斜面では良い感じのパウダーが楽しめた。登り返した1598mピークあたりの稜線からは、後立山連峰と妙高、乙妻・高妻あたりがぐるりと見渡せた。最後はてれまくり会場を見下ろしながら尾根づたいにゲレンデに帰着。これも何一つ、いうことなしのツアーだった。このときは8611 Summitを使ったが、たわみやすい分、パウダーでやや足をとられる気がした。このところずっとツアーといえばSummitだったがDiranと併用すると違いが感じられてなかなかおもしろい。今後も比較して見たい。
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