ハイキングコース案内図 |
歩いたのは上の地図の中央部分(反時計回り)。スタート直後の道の左手の尾根をほとんど削り取る形で新東名が通っている。iPhoneのアプリ「FieldAccess」を使って取ったGPS記録が左図。ポイントごとに写真を撮って一緒に表示したり標高グラフが出たり、いろいろ便利だ。いつもはGARMINのEdge705という本来は自転車用の小型充電式のGPSを持ち歩いて記録を取り、帰ってからカシミール3DというWindowsソフトで整理しているが、今後はこれも併用してみよう。FieldAccessで取った記録もGPXファイルで書き出せば、カシミールでまとめて保存しておける。
このあたりの山は植林の手入れが大変行き届いている。Good Wood Job。見ていて気持ちがいい。
愛宕山辺りから、峠の向こうに三河湾が見え始める。京ヶ峰山頂近くには、木を切って展望スペースが作られている。写真はここからの眺めで、豊川の河口あたりが見えている。切り開きはかなり広く、地元の小学生が登ってきて賑やかに騒いでいる様子が想像されて微笑ましい。京ヶ峰から南に下る道は落ち葉の積もった急坂なので、あまりお勧めはできない。登り用にした方が快適だ。
最後に工事中の新東名をくぐってスタート地点に戻るが、ちょっと土手を登って新東名を見物(新東名工事現場のパノラマVR)。最初に登った道は、パノラマで道路の向こう側左手に見えている裸地の法面の上端のすぐ向こうを通っている。当初は今年度末開通と言われていたのが来年度末に延期になった。利用者としては早く開通してほしいが、改めて見直すと、この静かな山間の村の風情が、日夜を問わず轟々と流れ続ける車の列の騒音で、永久に失われることになるかと思うと、複雑な気分だ。昨秋に見た、湯沢の町の景観が新幹線の高架路線によって大きく損なわれた様子を連想した。新幹線は通っていない時間は静かだが、高速道路は絶え間がない。