銅滴。 精錬の途中で滴った銅が 固まったもの。縁起物として 飾られる。 |
東平からのメイン登山道は柳谷コースを経て銅山越と呼ばれる峠を目指す。トンネルがなかった頃はこの峠を越えて鉱石を搬出した道だけにぶ厚い歴史が感じられる。
登るにつれてもう一つのお目当のアケボノツツジが斜面を鮮やかなピンク色に染めているのが見えてくる。
山頂手前から振り返る。禿げた山は西山。 その背後の遠い台形が石槌山。 |
山頂から北方。岩だらけなのがカブト岩。 |
カブト岩は西赤石山の北斜面に広がるアケボノツツジの定評あるビューポイント。普通のツツジは紫っぽいが、この花は本当に鮮やかなピンク色だ。↓はカブト岩の先端で撮影(左の「THETA」を押した先からは全画面表示にもできます)。
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中腹には上部軌道という搬出用の蒸気機関車が走った軌道跡があり、しばし廃線歩きも楽しめる。社宅跡という平地が所々にある。どんな生活があったのだろうか。当時の光景が表示されるVRメガネがあれば面白いだろうな。
下りついた東平では、「東洋のマチュピチュ」と言われる煉瓦造りの鉱石を貯蔵する建物を見たり、西赤石の連山を眺めて楽しんだ。