スキーの合間に、上越市(昔の高田)を少し散歩した。写真はJR高田駅だが、駅前の楕円形のロータリーを取り巻くように、「ガンギ」風の軒の深いアーケードがつくられ、駅舎は妙にデフォルメされた建物になっていた。アニメ映画にでも出てきそうな、落ち着かない感じだ。楕円形のガンギアーケードが大きなマンションらしい建物の前で途切れているのが残念。建築基準などの事情があったのだろうか。「この下に高田あり」と言われた豪雪の街も、ご覧のようにひとかけらの雪もない。日本にスキーを伝えたオーストリアのレルヒ少佐を記念したレルヒ祭りの当日だったが、イベントの内容もずいぶん変更を余儀なくされたらしい。本町通りを散策したが、駅から離れた本町2丁目、1丁目あたりに来ると昔ながらの街並みが残っている。雪下ろしのために屋根にあがるためのハシゴが作りつけになっているのが特徴的だが、今年はあまり使い途がなさそう。