物置でさがし物をしていたら思わぬ物がでてきた。昔、父にもらったアザラシ皮のシールだ。現代の「シール」はふつう貼り付け式だが、これは「取り付け式」になっていてサイドの2カ所とテール部分をベルトで締めるようになっている。うっすらとした記憶では、その更に前の時代にはネバネバのグリスのようなもの(ピッチ?)で貼り付けていたように思うので、父が改造したのかもしれない。手持ちの板に合うかどうかためしてみたら、184cmのセントエライアスが幅といい長さといいぴったり。長い間手入れをしていないので、皮が相当ゴワゴワなのと、一カ所切れ目が入っているので、何とかメンテナンスしてこの冬はひとつ登り心地を試してみたい。何せ、アザラシのシール(ほんとは変な表現だが)は、登りに強く、滑りも良いという定評があるので。