2008年1月17日木曜日

スキー場であれこれ

 12月から1月にかけていくつかのスキー場で今シーズンのウォーミングアップを行ってきた。新規投入のマテリアルは、板がAtomicのDiran。先祖はTM22という名前のカービング板だけに、ビシッとした軌跡を刻んでくれる。「軽い」と言われているが、もっと軽いK2 8611 Summitに馴染んだ身としては、最初に持ったときは「重い」と思った。今季は169cmのみという変則的な販売だが自分としてはベストサイズだ。ツアーでのパーフォーマンスが楽しみ。靴はScarpa T3を更新。T2Xの丈の高さがだんだん鬱陶しくなってきて、ゲレンデでもT3を使うようになった。なかなか快適だ。これと、少し前のエンジ色のK2 World Pisteの組み合わせが、このところ妙に気に入っている。Diranの登場で、Super Stinxの使いどころが微妙になってきた。Diranに比べるとちょっと切り込み力が弱い感じ。ブーツは、紐締めインナーのT3を何シーズンか使ったので、サーモインナーのT3を新調した。
ここ数年、雪がドカドカ降りすぎたり降らなかったり、地域の片寄りがあったり、不順な年が続いたが、今季の雪の降り方は結構「優等生」ではないだろうか。正月といい、連休といい、ゴグルが手放せない日が多かったが、雪がないよりはずっといい。でも降っている割りには、軽いパフパフはあまり味わえず、重パフだったりすぐにクラストになったりだったように思う。立山でいい思いをし過ぎたせいもありそうだ。森林総研十日町試験地のグラフではまだ去年とどっこいどっこいみたいに見える。今後もう少し降り続けてもらいたいところだ。
写真は連休最終日の志賀高原・高天原。土日の吹雪の後で気持ちよく晴れたが、もうほとんどお客さんは残っていなかった、というようす。