You are like the wind, blowing across the land and... passing on. ---The Magnificent Seven, 1960---
2008年2月4日月曜日
クラシックツアールート
志賀高原のクラシックツアールートを探勝してみた。まずは、横手山を越えて草津へおりるルートの途中の芳ヶ平までを、渋峠から往復。クラシックには、渋峠から夏道沿いに幅広い尾根を緩やかにおりるのだが、せっかくのパフパフがもったいないので、車道をしばらく辿って木のない谷をやりすごして、尾根筋を滑る。低温保存されたヒザぐらいの深さの粉雪がたいへん良い。あっというまに芳ヶ平の一角におりてしまい、シールをつけて平地を横断。芳ヶ平ヒュッテでカフェラテをいただきながらしばし歓談を楽しむ。あんまりくつろぎすぎて、お友達の家にいるような気になったのか、みんなお金を払うのを忘れて帰りかけてしまって、「あ、お金を。。」と呼び止められてしまった。帰りは黄色いフラッグを目印にしてクラシックルートをたどって渋峠に帰り着いた(図:左上に小さくヒュッテの屋根が見える)。午後は横手山スキー場からちょっとそれて、鉢山方面をめざしたが、時間が遅くなったため鉢山手前から前山スキー場にもどった。滑るにはすばらしいパフパフだが、ちょっと登るにもシールを貼らないとうまく登れず、シールを貼って歩いてばかりいたような感じだったが、志賀の深い自然を味わうことができた。最近ボチボチ出ている幅広のウロコ板を使うと快適なのだろうが、パーティーで道具がそろわないと行動がバラバラになってしまうので、なかなか導入できない。次回は鉢山、志賀山あたりを味わってみたい。宿は辻まことが愛用したという石の湯ロッジ。当時とはオーナーが変わっているようだが、ラウンジに並んでいる辻まことの本を開いて「横手山越え」を読むと感慨深いものがあった。ダイアモンドダストのハルミーナさま、お世話になりました。