2008年8月4日月曜日

鍬崎山

アルペンルートのバスに乗ると必ず聞かされるのが、佐々成政のザラ峠越えと、鍬崎山の埋蔵金の話だ。弥陀ヶ原の隣にある鍬崎山に、8月の暑い中、登ってみた。アプローチは雷鳥バレースキー場のゴンドラリフト。途中で出会う人で、山っぽい格好の人はたいてい「いや、私はゴンドラなんぞは乗らずに下から歩いて来ましたよ。。」という言い方だったので、地元ではゴンドラを使うのはかなり反則らしい。しかし、ゴンドラを使っても鍬崎山へは距離、標高差ともに日帰りとしては相当ハードな行程だった。この程度の標高ではちっとも涼しくないし。
しかし山頂からの眺めは、今まで見たことのない角度から弥陀ヶ原と立山を見せてくれた。特に弥陀ヶ原のボリューム感がすごい。大日平と一続きの斜面であることもよくわかった。写真の真ん中あたりが松尾峠だが、立山温泉と松尾峠を大雪の中で行き来するのはさぞ大変だったろうなと思わせるような急斜面だった。(後日記載)