木曽の御嶽に近いロッジ上天気に泊まって、テレマークの古い仲間でゲレンデスキーを楽しんだ。チャオにせよ、マイアにせよたいていは寒いところなのだが、今回は至って穏やかな天候。今回は新調のK2 Super Stinxを試した。同じ名前は昔から使われているが、グラフィックのせいか、今まであまり良いイメージがなかったが、先日店で改めてじっくり見たら軽くてゲレンデに良さそうなディメンションであることが分かった。グラフィックもシンプルで気に入ったので購入した。予想通り、ハードパックスノーで非常に安定感のあるカービングができる。World Pisteが乗用車なら、Super Stinxはオートバイか。操縦の仕方によってパーフォーマンスに差が出て来そうだ。Summitでゲレンデを滑ると、少し頼りないが、そこを補ってくれつつ、重さはあまり変わらず軽いままという不思議な板である。しかし、こういう板の違いが味わえるようになったのは、ゲレンデをもっぱらパラレルのカービングターンで滑るようになってからだ。テレマークターンをしていると、自分の足前では微妙な違いはちっともわからない、というのが正直なところ。