2011年1月5日水曜日

天元台の年越し

 一昨年の森吉山に続いて東北での年越し。秋田県の北の端だった前回と比べると、天元台は山形県の南端なので、遠いとは言ってもだいぶまし。最寄りの会津若松ICまで岡崎ICから新潟経由で約580kmである。観光を兼ねて、行きと帰りに途中一泊ずつしながら、往復1400kmのドライブとなった。天候が荒れ模様なので、新潟古町を観光(しめ縄がずいぶん横長)したり、秋に行った会津若松に寄ったり(数日前のドカ雪が片付けられておらず市内渋滞にはまったが、雪の鶴ヶ城を望見できた)、米沢の居酒屋で一杯やったり(刺身がみな脂っこくてびっくり)して、麓の白布温泉にたどりついた。今回の宿は、民宿白布屋。正月料金で一泊二食¥7,500というお値打価格。「山小屋を思えば、いいよね」とか「泊まれる焼肉屋」などと表現される。ひとりで切り盛りされている75歳のご主人はタダモノではない。
 天元台スキー場は景色の良いところで、米沢の街やその向こうに朝日岳や月山が時折望まれた。しかし寒い。リフトがフードなしで、昔ながらのゆっくり動くペアリフトなので、ますます寒さが身に染みる。2日半にわたってゲレパフを楽しんだ。ゲレンデトップから中大巓に向けてツアーのようなものも少々。これだけ寒いと歩いている方があったまっていい。ゲレンデの休憩所にはこんな薪暖炉もあった(photo by K.Hoshi)。あまり暖かくないが、いい雰囲気。ロープウェイで上がった分を滑り降りる湯の平コースもレースっぽく楽しめた。帰り道は、いつもの妙高で一泊してぽん太郎で一献。妙高は降り過ぎなので、帰路菅平に寄り道してハードバーンを楽しんだ。大雪の予報の年末年始だったが、通ったところはドカ雪にはならず、時には青空ものぞくまずまずの天気となり、寒い寒い年越しスキーを楽しむことができた。itokisyaブログ。まっちゃんブログ