今年のテレフェスは天候にめぐまれ、土曜のオリエンテーリングも日曜の根子岳ツアーも皆さんの笑顔の内に終えることができた。写真はペンションふくながの前のスキー置き場にならんだ今回参加の皆さんの板。わざと選んできている人も多そうだが、現代のトレンドと比べるとあきらかに細身の板ばかり。このあたり、T.M.N.に集う皆さんの文化程度の高さとこだわりぶりがうかがえる。T.M.N.って、あるいはモッチって、やはりオーソドックスなテレマークの在り方を大切にしているのだなと、あらためて思った。今年のオリエンテーリングは一人ずつの出走となったため、それぞれの好みに合わせてマイペースで楽しんでもらえたようだ。なかなかポイントが見つからないのでなんどもリフトに乗ったという人もいた。ほとんどの設問を4択にしたために、ポイントに行かずに適当に番号を書くのを防ぐために(もちろんそんな人はいないと思うのだが)、質問に書き添えたキーワードも書き写してもらった。が、後で考えると、4択の選択肢の記号をアイウとかABCとか(i)(ii)(iii)とか、一問ずつバラバラにすればいいのだった。
日曜日は朝から快晴で、これは汗だくツアーになりそうじゃわいと思いの外、意外に山頂に近づくと雲行き怪しくなり、下界では雨も降っているところもありそう。北の妙高連山方面が晴れているのを心の支えに登り続けたが、下山する頃にはまた気持ちよく晴れ上がってくれた。風力発電予定地に建てられた風況塔にマーキング。GPSで、ですが。発電機はエコかもしれないが、設備とそれを作るための道路やらなにやらで、根子岳は傷だらけになってしまうだろう。決して、観光名所にはならないと思いますな。(このあと建設は中止になりました。後記)根子岳ツアーの帰りつくところは、毎回いろいろバリエーションがあるが、今回は、イエローラインをかすめて、マゼンタライン終点付近に出るという、なかなか渋いライン取りだった。望月さん、10年間ご苦労様でした。そして。。。