2008年3月11日火曜日

GPS version up

 小型で気に入っていたForetrexだが、アルカリ電池を使うようにしても、ときどき記録が暴れることがある。先日の金山岩でも、肝心の谷を滑り降りているところでしばらくメチャメチャな記録になっており、頼りにならない道具ではどうしようもないので、GPSを新調することにした。Foretrexをもう一台とも思ったが、eTrexのGPS素子が高感度化してeTrex Hになっているのに、Foretrexは従来のままらしいので、少し大きいのだがeTrex Hを買ってみた(図の左がeTrex、右がeTrex H)。値段も安い。裏ヒヨで使ってみて、その精度の良さに驚いた。今までの機種では、ツアーの途中で何度か記録がとぎれたり、測定誤差で軌跡に所々ギザギザのノイズが入るのが普通だったが、eTrex Hでは最初から最後まで全くとぎれやノイズのない軌跡を描いていた。裏ヒヨの地形が比較的なだらかなせいもあるだろうが、今後のツアーの楽しみがひとつできた。記録容量も増えているし、外見は変えずに中味をぐんとバージョンアップという、シヴイことをしてくれるGARMINである。これいいよ、フジタくん。
 (後記:感度はいいのだが、ときどき電源が勝手に切れてしまう病は、先代から改善されず。先代では自転車につけて振動したときに切れる程度だったが、eTrex Hではザックに入れてスキーをしているだけで切れている時がある。電池ケースのフタの内側にクッション材を付けて電池が安定に保持されるようにすると治まったが、電極の構造がいいかげんなせいのようだ。こういうところは改良してほしい。)